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「幽霊屋敷」の文化史

図書館で借りた本。

「幽霊屋敷」の文化史 (講談社現代新書)「幽霊屋敷」の文化史 (講談社現代新書)
(2009/04/17)
加藤 耕一

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ホラ、夏だから?ホラーは苦手だし、ゲームだって映画だってその手のは絶対見たくないけど、文化論なら興味深く読めるわけで。

「幽霊屋敷」のイメージ、具体的には「ゴシック風の建築」は、如何にして「ホラー」のイメージを抱かれるに至ったのか、という話ですかね。「ゴシック」という言葉はそもそもルネサンス期の人間から見た中世の美術に対する蔑称だったそうで。しかしその後、それらうち捨てられ廃墟と化した中世の建築(教会や修道院)を舞台にした幻想小説(幽霊が出るような話)が出版され人気となり、「廃墟風の」建物を新築したりといったことが話題になり、やがてゴシック・リヴァイヴァルとゆー大きな流れになっていった、と。

冒頭とラストで、ディズニーランドのホーンテッドマンションの演出や仕掛けについてかなり詳しく解説してあって、おかげですごくホーンテッドマンションに行きたくなりましたそんな演出があったなんて知らなかった~確認したい~って感じ。とりあえず、最初の方の絵が伸びていく部屋は、床が降りているのではなく天井が持ち上がっているそうですよ。しかもあの部屋、同じのが2つあって、客はそれぞれの部屋に交互に案内されてるんだって。
あと幽霊達が歌い踊る大広間があったけど、それが18世紀頃に発明された非常に単純なローテクによってできているのだと知ってビックリでした。てっきり立体映像の類を投影しているもんかと…。人の目を騙すなんて昔から簡単なもんなのね~、などと感慨深く思ったり。

今度ディズニーランドに行くときは、もう一度この本を借りて読もう。
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