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図書館ねこデューイ

とても久しぶりに本をジャケ買いしました。
「ねこ」「図書館」ときて「デューイ」とまで言われたら、私には拒むことなどできない。むしろ「買わせてください!」って感じでしょうか。愛らしい表紙絵もポイント高し。

アメリカ合衆国アイオワ州スペンサー。零下15度まで気温の下がった凍える朝、スペンサー公共図書館の本の返却ボックスから一匹の仔猫が救い出された。おそらく人によって放り込まれ、凍るような夜を大量の本とともに金属製の返却ボックスの中で越した仔猫は、足をしもやけだらけにしながらも何とか生き延び、そしてそのまま図書館で飼われることになった。「デューイ十進分類法(図書の分類法の一種)」にちなんで「デューイ(フルネームは"Dewey Readmore Books")」と名付けられたその猫は、その美しさと愛らしさ、そして稀に見る社交性から街中にアメリカ中にいつしか世界中に知られるようになる。スペンサー公共図書館の館長でありデューイの飼い主でもあった著者が、1988年の寒い朝から2006年までのデューイの生涯を自身の半生と共に語る。

「図書館猫」ってアメリカには結構いるらしい。それがまず驚いた。そして本当に図書館で「暮らしている」のだということに更に驚いた。全ての図書館猫がそうなのかは知らないが、少なくともデューイはそう。朝、出勤してくる著者を迎え、開館後は来館者を迎えて膝を借りたり本棚に隠れたりカートで運んでもらったり。そして閉館後は、図書館のスタッフや著者が帰るのを見送る。つまり、夜は図書館に彼だけ。もちろん長期間閉館する時は、著者が自宅に連れて帰ったみたいですが。彼が訪れるすべての人に対して愛情を示したことも素晴らしいけれど、彼に対する著者や図書館のスタッフの信頼も素晴らしいなと思った。
生きている動物というのは本当にあたたかい。体感的にあたたかいのはもちろん、精神的にもすごく「あたためて」くれる存在だと思います。デューイはまたその中でも特に、万人にとって最高の「ぬくもり」だったのだなと思いました。そして私もまた本という媒体を通して、彼のぬくもりをもらったような気がしました。

これを読んだ後、本にもデューイの写真が載っているけれど、どうしても動いている彼を見たくて、テレビにも登場したことがある(なんと日本でも)とゆーのでどこかにないかとYouTubeで検索したら出てきた↓ 万歳1998年にアメリカで放映されたものらしい。アイオワの2匹の猫を紹介しています。一方がデューイ。赤茶の長毛の猫です。

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図書館ねこデューイ ヴィッキー・マイロン 羽田詩津子

1988年、アメリカの小さな町の、こごえるような冬の朝。 出勤してきた図書館長のヴィッキーは、 本の返却ボックスのなかでうずくまる子...

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こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

こちらからも返信させていただきました。
ブログにお邪魔してみたら猫の本がたくさん紹介されてて楽しかったです。
そういえばネコの日でしたねー
トラックバックありがとうございました。
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