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文久遣欧使節団

読書感想。今回、片方は途中までで時間切れだった。

ヨーロッパ人の見た幕末使節団 (講談社学術文庫)ヨーロッパ人の見た幕末使節団 (講談社学術文庫)
(2008/08/07)
ギュンター・ツォーベル鈴木 健夫

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幕末遣欧使節団 (講談社学術文庫)幕末遣欧使節団 (講談社学術文庫)
(2006/03)
宮永 孝

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見ての通り、どちらの本もテーマは一緒です。文久2(1862)年に江戸幕府の命を受けてヨーロッパへ派遣され、フランス、イギリス、オランダ、ドイツ、ロシア等々各国を巡った使節団、通称「文久遣欧使節団」の話。
少なくとも当時のヨーロッパの人々にとっては「初めて見る日本人」だったそうで、大変珍しがられたとか。使節団の中には、外国語に強くて西欧文化にある程度詳しい者もいたけれど、正使たる使節団のトップは幕府の重鎮=ちょんまげに大小の刀を腰に帯びた「侍」。インパクトあったでしょうねえ~。ちなみに今や一万円札の人である若き福沢諭吉も同行しておりました。彼は西洋通としてですね。

前に本を借りるときに目を付けて、改めて借りようとしたときに目を付けていた上の奴と間違えて下のを借りてしまった。気付いて翌日に上のを借りなおした。よって同じテーマが2冊になった
上から読んで、下は返却期限までに読了できませんでした。延滞しても良かったけど…読みたいところは読んだんでまあいいかと返しちゃった。
上は共著で下は単著。上は複数の人がそれぞれ一つの国を担当して、その国の新聞報道などを読み込むことで論文を書いている。下は1人で、ヨーロッパ側の資料も見つつ、どちらかというと使節団の残した記録を元にして書いている。上では訪問した全部の国を取り上げているわけじゃなかったので、上で紹介されていなかった国を下で主に読んだ。

単純に旅行記として見ても面白いと思う。浮かれ気分を抑えられない使節団の若き面々と、どこまでも侍魂な正使・副使の面々との対照とか。ヨーロッパの熱狂的日本趣味・ジャポニスムの始まりが窺えるのもこの頃から。彼らは確実に日本から何かを届け、そしてヨーロッパから多くを持ち帰ったんでしょうね。外交的には大した成果は上げられなかったみたいだけど、文化的には計り知れない気がする。今の時代じゃ、ここまでのインパクトを得ることはかえって難しいだろうなあ~。
異文化交流の愉快さを改めて感じた2書でした。
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