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日本の神話・伝説を読む

もう図書館に返しちゃったのでうろ覚えで書くことになりそうだけど、感想。

日本の神話・伝説を読む―声から文字へ (岩波新書)日本の神話・伝説を読む―声から文字へ (岩波新書)
(2007/06)
佐佐木 隆

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日本の神話=『古事記』『日本書紀』。『風土記』も少し。『風土記』は『出雲国風土記』以外はほとんど散逸して残ってないからね。
まあ「日本神話」と総称していいだろうこれらをただ読むのではなく、その成り立ちを、話の中の神々や登場人物の名前、登場する事物、地名等々の「音」から読み解くという、とても面白い読解がされている。
例えば「ツクヨミ」という神。月の神。日の神「アマテラス」の兄弟。漢字表記は複数あるけど代表的なのは「月読」。月読みとは、暦や月齢を数えること。月に関する何かしらの行為(この場合は月を数えること)があって、その行為の名称「月読み」がそのまま月の神の名前になったとゆーわけ。
これは分かりやすい例だけど、他にも上代の日本語には今は失われた「音」があって、その音を用いると現在の読み方では到底つながらないような単語にリンクが生まれたり。「雷」と「蛇」とか普通は全然別のものだけど、おそらく古代人は、その2つを「長くてくねくねしてるもの」という連想から結びつけてそんな話が生まれたとか。なんか色々開眼させられた感じ。三種の神器の一つである草薙の剣(天叢雲剣)が八岐大蛇の尾から出てきたのも、単に連想の産物かもしれないわけですよ。連想ゲームと駄洒落と伝言ゲームの集大成か

あとは単純に、知らない神話を知るのも楽しい。古い神話であればあるほど、ほんっとうに泥臭いというか人間くさいというか、そんな神々の話が出てきて私はけっこう好き。
2人の男神の我慢比べの話が出てたけど、片や重い壺(甕?)を担いでどこまで行けるかを、そしてもう片方はぶっちゃけて言えばトイレを我慢してどこまで行けるかを比べるとゆーのですよ。なんでよりによってそんな我慢?しかもその神話は最終的にとある地名の語源を説明する形で終わっていて、トイレを我慢していた神の場合、限界がきて○○○しちゃった場所を、それにちなんで○○と呼ぶようになった、とか言って終わるわけ。イヤだ、そんな地名。

読み下し文も、それを更にかみ砕いてあらすじを説明した文も必ず付されていて、とても読みやすくもありました。なんかこーいう形で、もっと日本の神話や伝説を知りたいな。続編希望
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