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魔法昔話の研究

休暇前に読了してた図書館読書感想。

魔法昔話の研究  口承文芸学とは何か (講談社学術文庫)魔法昔話の研究 口承文芸学とは何か (講談社学術文庫)
(2009/06/10)
V. プロップ

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ちょっと前までハリー・ポッターの最新作公開に合わせてやたらとハリポタの映画をテレビでやってたよね。たぶんその影響だ、この本を手に取ったのは。元々おとぎ話の類って好きだしね。そんなかるーい理由だったのだけど…
ちと難解だったねなんか哲学入っちゃってませんか?て感じ。まあ、読み始めてから気がついたけどこれ元々ロシアの研究者の論文数編をまとめたものだからね。ちなみに原著は『Фольклор и действительность』だそうで。読めないねーキリル文字(ロシア語の表記に使われる文字)は。

なので興味ある論文だけ読むことにしてみた。最初の「学問とは何か」的な部分は読むには読んだけど、非常に難解とゆーか出てくる単語の意味が分からないので、以後それっぽいところは飛ばして読むことにしてみた。

でも「異常誕生のモチーフについて」とか「笑わない王女のモチーフについて」とか、ああそういう昔話って色んなパターンあるよねーと実感していた部分でもあるので面白かった。何より世界中の「昔話」の中からそれぞれのモチーフを取り出しているので、色んなお話を一部とはいえ知ることができてよかったなと。
「オイディプスについて」も興味深かった。オイディプスってのはギリシア神話の登場人物で、父を殺し母と交わるという予言を受けて生まれ、そしてその通りになるって話ね。この手の話って最近でも見かけるくらい「おはなし」としてはポピュラーなネタなんだけど。本当に世界中にその手の話って存在するみたいで(ギリシア神話が一番古いわけじゃないそう)、じゃあそれは人類にとって普遍的な何かを表現しているんじゃないかと分析するわけですよ、この本では。分析に関しては…それは乱暴じゃ?と思わなくもない理論の展開もありましたが、分析そのものは面白かったな。

昔話を比較分析してみたら面白いだろうなあと思ったことは今まであったので、一度そういったものが読めてよかったなーと思ったのでした。
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