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屍鬼 11

コミック版『屍鬼』も最終巻でした。

先にAmazonで見た表紙に「あんた誰」と。
主要登場人物一人が表紙を飾ることが多かったので、しばし黙考の後、消去法とその目つきから「もしかして彼?」と思った。なんか表紙になってなかった気がしたので。
…ウソでした。なってました。でも当たってました。

原作は知らないけれど、ほぼアニメと同じだったね。
ただ夏野や恵、正雄なんかのそれぞれの最後は良かったなーと思った。まー屍鬼の最後はみんな悲惨なんだけどさ。残酷さがこの話の持ち味でしょ。
正雄、「義姉さんなら!」で思い浮かべる映像が正直すぎる。報いを受けたけど。怖いです、お義姉さん
好きな人に殺されたに等しい恵。夏野は故意にやってるしね。恋する少女としてはあまりに哀しい。最後までしたたかで突っ張って、そして裏切られたのがまた恵らしくていいとは思った。
その夏野。自分含めすべての屍鬼を滅ぼすと決めて、その通りにした。淡々としてたね。最後のセリフは何気なくて静かで、その心境は計り知れない感じ。しかしvs辰巳はもうちょい頑張ってほしかった気もする。せっかく身体能力が高いという設定なのに、夏野はあんまりわかんなかったよ。むしろ頭脳派な感じ。15歳なのに。まあガチで体力勝負になったら、成長途上の夏野がガチムチな辰巳に勝てるはずもないとは思うけど
身体能力で光ったのは静信か。あの動きと容赦のなさは凄かった。ちょっと前には自分に斬りつけてきた相手の命の心配をしていたのにねえ。
敏夫vs静信は、桐敷家の前でのすれ違いが最後になってしまったのが尻すぼみな印象になってしまったな。もう一回くらい何かあってもよかった気が。

あと敏夫と夏野の協力も、暗示の件だけだったのかしらねえ。そのへんはあんまり冗長に語ってほしくもないけれど、屍鬼の殲滅を目的にしていたのだから、役割分担的なことはあって然るべきだし状況連絡も必要だったのじゃないかなあと思ったりするけど。ただ敏夫は事が始まったら常に村人の中心にいる立場だし、そんな状態で起き上がりである夏野と連絡がとれるはずもないから、以後は各自で目的を果たすって事で話ついてたのかな。
結局は、殲滅の目的は果たせていないし。敏夫も夏野もそういう意味では「負けた」のか。

さて、終わったところでまた最初から一気に読んでみたいな。印象変わるかな。

屍鬼 11 (ジャンプコミックス)屍鬼 11 (ジャンプコミックス)
(2011/07/04)
藤崎 竜

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